2022-03-18 ■ タチアオイ 川辺にすっくと立っていた目の覚めるような赤い花。知らない人の中で毎日過ごしていたあの頃の記憶の原風景。しがみつくように絵の具を塗り重ねていた。あっという間にいなくなった同僚の面影と共に。死に取りつかれまいとあがいていたのかもしれない。